Report on the results of gatherings:研究会の事後報告
Report on the results of gatherings: 研究会の事後報告

【2006年 12月例会 (Tokyo)の事後報告】

Adam Hochschild著 King Leopold’s Ghost: A Story of Greed, Terror, and Heroism in Colonial Africa (1998)の中、 第9章“Meeting Mr. Kurtz”を今回のディスカッションの対象とした。 詳細

【2006年 11月例会 (Kyoto)の事後報告】

『密偵』(1907)について、プレゼンターである中井義一氏(京都府立大)が提起したいくつかの問題について検討した。

その主たるものは、
1.ロンドンを舞台にした初期の作品「帰宅(The Return)」(1898)との共通点はなにか、
2.語り手の問題――「私」とは誰か、
3.当時のアナーキズムやテロリズムに対して、作者はどのような態度であったか、
4.グリニッジ天文台爆破計画の失敗に、どのような象徴的意味を読み取ることができるか――
  特に、「科学」というものに対する作者の視点から考えたとき、
5.知的障害をもつスティーヴィーを「死」に追いやることの意味はなにか、である。

なお、作品理解の補助資料として、先月の研究会で扱ったRod Edmondの論文『本国と外地:帝国主義・モダニズム言説における退化』のうち、『密偵』に関連する箇所が社本氏から翻訳のかたちで、A4判7枚分が提出された。 訳文詳細

【2006年 10月例会 (Tokyo)の事後報告】

ロッド・エドモンドの論文は、帝国主義ーモダニズムー退化主義思想が三すくみで、密接に絡んでいることを明確にした論文である。 しかし、独断的なところもあるとの指摘が参加者の中から出された。

【2006年 9月例会 (Kyoto)の事後報告】

山本薫先生のThe Roverについての要点を押さえた導入の後、作品のテーマ、時代背景、未完小説Suspense との関係について意見を交換した。その過程で、今後の研究課題が浮かび上がった。